越前を中心とした旬の魚介を使った料理が評判の日本料理店〈馳走 えん〉が移転し、北陸の食と文化を発信する〈日本料理 えん〉として新たな地平に挑戦します。料理人・小松辰平氏の掲げるテーマは「テロワール」です。福井の冬の代名詞「越前蟹」をはじめとする小松氏の生まれ育った越前で獲れる海の幸、夏の天然鮎など九頭竜川流域の川の幸、そして春の山菜や秋のきのこといった山の幸。四季折々の土地の食材に、北前船で北海道から伝わって根付いた昆布だしや永平寺で育まれた精進料理、郷土食など、この地の食文化を取り入れたコースをご用意いたします。
カウンター12席・4名個室・6名個室
小松 辰平 /KOMATSU Shinpei
福井県出身。実家が魚屋を営み、幼少期より北陸の海の幸を食べて育つ。地元の魚介類を美味しく食べてもらいたいと料理人を志し、大阪、東京の老舗料亭や福井県内のホテルでの経験を経て、2010年に地元にて〈馳走 えん〉を開業。以来、実家から仕入れる鮮度の高い良質な魚介を料理してお客様をもてなし、評判に。「ミシュランガイド北陸 2021 特別版」で一つ星として掲載される。
〈歓宿縁 ESHIKOTO〉の開業に合わせ移転し店名を〈日本料理 えん〉に改め、料理を通してゲストに福井県や北陸の豊かな文化を発信する。