Concept
歓宿縁、すなわち「またとない縁を歓ぶ」という名の、
酒と食とが人と人とのご縁を繋げ、新しい“何か”が生み出される場所
11月26日(火)、禅宗の一つ、曹洞宗の大本山・永平寺のある土地に、お酒を軸に福井をはじめとする北陸の食と文化を発信するオーベルジュ〈歓宿縁 ESHIKOTO(かんしゅくえん えしこと)〉が誕生します。
永平寺の開祖、道元禅師は鎌倉時代、料理の心得についての『典座(てんぞ)教訓』を記すなど、食を大切な修行の一つと捉えていました。その思想と精進料理の技法は、後にユネスコ無形文化遺産に登録されることとなる「和食」の礎になりました。
“日本の食文化の原点”とも呼べるこの土地で至極の滞在を演出するのは、創業220年の歴史を持ち、目の前を流れる九頭竜川の良質な伏流水から生み出された銘酒「黒龍」、そして福井を代表する実力派〈日本料理 えん〉と、気鋭のフレンチ〈cadre(カードル)〉。美酒と美食で皆様をお迎えいたします。
春には華やかな桜、冬には美しい景色に彩られる自然豊かな浄法寺山の麓、九頭竜川を眼前に望みながら、心と体を内外からリセット。そして、禅の文化や越前の伝統工芸に触れ、まだ知らなかった日本を体感する歓びに浸る。
食と酒とが人と人とのご縁をつなげ、そこから新しい“何か”が生み出される場所――。それが、オーベルジュ〈歓宿縁 ESHIKOTO〉です。